自分軸の作り方~ありのままで生きるための5ステップ~

自分らしく生きるために必要なのは、
「自分の価値観を大事にして生きる」ことです。

何かをするとき、自分の心に問いかける。
「〇〇したい」と自分の思うように決めて進んでいくと、
気持ちも楽ですし、充実した日々を送ることができます。

そうした自分を支える背骨のようなもの、それが「自分軸」です。

今回は自分軸をテーマに、
なぜ自分軸がないと生きづらいのか…
そして自分軸を作る過程を
5つのステップに分けてお伝えします。

実践できれば、あなたらしいありのままの人生を楽しめますよ!

自分軸がないと他人中心の生き方になってしまう

実は僕自身も昔、自分軸のない生き方を送っていました。
小さいころからいじめを受け続け、
家庭では厳格な父親にいつもびくびくしている、
とても息苦しい日々を過ごしていました。

すると自分は意志を持ってはいけないと思うようになり、
他人の顔色ばかりうかがうようになりました。

大人になってもその癖は抜けませんでした。
就職超氷河期で一社も内定をもらえず、
「自分には価値がない」と思い悩み慢性的な体調不良に。

その後も自分を受け入れられず、長年うつ病を繰り返します。

今考えるとずっと
ありのままを否定しながら、
他人に認められたい欲求が強かったです。

自分の心ではなく、他人の評価や考え方に従う
「他人軸」で生きていました。


では、なぜ他人軸で生きると生きづらいのか…
デメリットは次の通りです。

他人軸で生きることのデメリット

・自分の評価を常に他人に求めることになる
  →心が満たされず不安定

・相手にいつも合わせるからすごく疲れきってしまう

・一貫性がなく、相手からは「いい人」止まりで信頼されない

・自分が何者なのかわからなくなる

・成長意欲が低くなり、自分に期待できず絶望感に襲われる

これでは生きづらいと感じるのもうなずけるなって今は思います。

自分軸を作るための5ステップ

では、自分軸をどのように作れば良いのでしょうか?
いろんな本やサイトを見ましたが、
イマイチ上手くいかないという方も少なくないと思います。
僕もすぐにはできませんでした。

そんな過去の自分にもし伝えるとしたらという視点で、
次の5つのステップを考えました。

1. 【認める】自己肯定感
・・・環境を整え、自分の土台を作る

まず、ありのままの自分を認めるところからスタートです。

「自己肯定感」が低いと
いつも他人の意志に委ねてしまい、
他人が自分の心の領域にどんどん入って来やすくなります。

辛いですよね…
ならば自分の本音をじっくり聴いてみましょう。

心の中の自分と対話し、共感する

僕がやったのは、独り言です。
もう一人の自分を登場させて会話することでした。

最初にポジティブな気持ちも、ネガティブな気持ちも
その時感じる思いをすべて吐き出します

吐き出したら、もう一人の自分から
褒めたりいたわったり…共感の言葉をかけます。
自分ではなく、家族や友達や同僚に語るような感じで…。

独り言が難しければ
ノートに書いたり、スマホに打ち込んでも同じことができます。

心の安全基地を作る

環境がネガティブな情報でいっぱいなら
変える必要があります。

僕がやった対策を参考までに挙げると…

・一人の時間、一人の場所を設ける

・スマホを見ない時間を作る

・SNSのタイムラインを心地よいフォロワーのものに絞る

・人混みの少ないところへの外出、朝散歩などの軽い運動

・心のバリアを張る(スマホの壁紙やアプリで運気を上げる)

・なりたい自分の姿を紙に書いて、いつも目に入るところに飾る

・理想に近い人たちと知り合い・友達になる

いろんな方法があると思います。
自分にとっての安心できる環境を
少しずつ作ってみると良いです♪

マイペースを忘れずに

どんなことも毎日頑張りすぎる必要はありません。
ちょっとずつ無理しない範囲で進めていきましょう。
大事なのは「継続」です!

疲れたら思う存分休みましょう。
僕にとっては寝ることが最大の癒しでした。

2. 【できる】自己効力感
・・・自分で決めているから変えられると信じる


生きていくうえで
私たちは無数の選択をしています。

起床に始まり、食事、仕事、遊び、休息、睡眠など…。
最終的にはみんな自分で選んで決めています
自分で決められないのは
誕生と寿命くらいでしょうか。


誰かのせいで今の自分になったのでは・・・?
確かに他人の考えを
押し付けられて選んだものもあります。

でもどんな経緯があっても、
それを良しと決めたのは自分自身です。

「なんだか厳しいなぁ…」と
書いている僕自身も思っちゃうのですが…


実は逆転の発想をすると、
誕生と寿命以外は
「すべて自分で決められる」ということなんです!

選択肢の中から
「これが私なんだ!」と一番思えるものを選んで決めてください。
見える世界が今までとは全く違ってくるはずです。

「過去は変えられないが、未来は変えられる」と信じてみてください。

3. 自分の価値観を把握し、譲れない基準を知る

「認める(自己肯定感)」・「できる(自己効力感)」
2つが備わってくると、
客観的に自分を見つめることが
できるようになります。

これまでの人生を振り返ってみて、
自分とはどんな人か?
思いつくままにいっぱい書き出してみてください。

また強く印象に残っている出来事・思い出は
後の人生に何らかの影響を与えているので重要です。

もしネガティブなことが浮かんでも、
「そんなことがあったけど
生きている自分ってえらい!」

思いっきりほめちゃってください。


たくさん書いたことを眺めてみると、
共通点や、譲れないこだわりが見えてきます。
それらをまとめていくと
今の自分の状態、本当の自分らしさがわかります。

4. なりたい自分を思い浮かべてから情報に触れる

第4ステップは理想の自分の姿を想像して
書き出してください。


今は実現可能性があるかないかは
考えなくて大丈夫です。

すべて書き出したら、第3ステップでまとめた
今の自分と照らし合わせます

差があるなぁ・・・と感じたら
どうしたら近づけるのかを考えます。

自分で考えるにはどうしても限界があります。
必要ならば誰かに聴いたり、本を読むと解決策が見えてきます。

ここで気を付けなければならないポイントは
聴く相手をしっかり選ぶことです。

自分のなりたい姿に近い人に聴く必要があります。

家族や友人に聴くのもアリですが、
多くはドリームキラー(可能性を否定する人)に
なりがちなので要注意です。

周りにいなければ、
SNSや交流会などで
実際に理想の姿を実現している人・環境に出会ってみましょう

タイムラインを見るだけでも
気づきを得られますよ!

5. インプット→行動→アウトプットを繰り返す

最後のステップは「行動」と「アウトプット」です。

どれだけ良い情報に触れたとしても、
その場限りではあっという間に忘れてしまい習得できません。
理想の姿は遠のいてしまいます。

良い情報を得たらすぐ行動を起こしましょう
何か一つで良いので実践しましょう。

行動すると、起きたことや気づきが何かしらあります。
プラスになった、変わらなかった、失敗した…
どんなことでも結果をアウトプットしていきます。

アウトプットの方法はいろいろです。
・ノートに書く
・SNS上に載せる
・誰かに結果を話してみる

後から自分で振り返ったり、
SNSのフォロワーや話し相手からの反応で
改善しながら続けてみる。

情報を得る(インプット)⇒行動⇒アウトプット

繰り返していくと自信につながり
ブレない太い自分軸ができあがるだけでなく、
実際に経験値が積み上がり
理想の姿を引き寄せることができるはずです!

自分軸を作り、充実した毎日を!


今までほとんどスキルがなく、鳴かず飛ばずだった僕が
生き方を見直しただけで
毎日充実した生活を送れるようになってきました。

自分軸を作る方法はいろいろありますが、
もし今回の記事が気になったのなら
だまされたと思ってやってみてください!

誰でも始められます!続けられます!

もし今回の記事が
生きづらさを感じている
あなたの一助になれたら幸いです。

最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます!